できる人ほど、アウトプットを重視!! 学びを結果に変える基本法則

本をたくさん読んだり、セミナーを受講して努力しているはず…なのに成長することができない。

  • もっと自分の意見を上手く伝えられるスキルを手に入れたい
  • 発想力や思考力を鍛えて、素晴らしいアイデアを思いつけるようになりたい
  • 仕事や勉強の成果を出して、結果を残したい

努力する目的は、人によってそれぞれあると思います。

しかし、「インプット」より重要なのは「アウトプット」だったのです。

今回は、アウトプットの重要性(「話す」「書く」「行動する」)を説き、アウトプット力を高めるトレーニングについて書かれた本。

「学びを結果に変えるアウトプット大全」(著 樺沢紫苑,サンクチュアリ出版)について紹介です。

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できる人ほど、アウトプットを重視している

インプットをしたら、その知識をアウトプットする。実際に知識を「使う」ことで脳は「重要な情報」ととらえ、初めて長期記憶として保存し、現実にいかすことができます。これが脳科学の法則です。

引用:Kindle p.14「はじめに」より

著者の樺澤さんいわく、圧倒的に結果を出し続けている人は決まって、インプットよりもアウトプットを重視しているといいます。

知識を詰め込むインプットの学びだけでは、現実は変わらないからです。

仕事や勉強をアウトプット中心に切り替えるだけで、自己成長するスピードは飛躍的に上がり、計り知れない能力を発揮することができると述べています。

筆者自身も

  • メルマガ、毎日発行 13年
  • Facebook、毎日更新 8年
  • You Tube 毎日更新 5年
  • 毎日3時間以上の執筆 11年
  • 年2〜3冊の出版 10年連続
  • 新作セミナー 毎月2回以上 9年連続

と膨大なアウトプットを継続しており、飛躍的に自己成長を日々体感しているというのも頷けます。

アウトプットの定義と基本法則

具体的に、「読む」「聞く」がインプットで、「話す」「書く」「行動する」がアウトプット。

インプットする脳内の情報や知識が増えますが、現実的な変化は何一つ起きません。

一方で、アウトプットは現実世界に対して変化や影響を与えることができます。

引用:「アウトプットとは?アウトプットの定義」p.248より

インプットと自己成長の量は、まったく比例しません。

「月に本を3冊読んで3冊アウトプットする人」と「月に本を10冊読んで1冊もアウトプットしない人」では、「3冊読んで3冊アウトプットする人」が成長します。記憶や知識の定着があきらかに違うからです。

インプットとアウトプットの黄金比は3:7

コロンビア大学で行われた「小3から中2までの100人以上の子どもたちを対象とした実験」では、9分間のうち「覚える時間」(インプット)と「練習する時間」(アウトプット)の割合をグループ毎に異なる時間を提示したところ、「覚える時間」に約30%の時間を費やしたグループが高得点をとったそうです。

筆者は、多くの人が「インプット過剰/アウトプット不足」に陥っており、それこそが勉強しているのに成長しない最大の原因だと述べています。

インプットとアウトプットの黄金比は、3対7。インプットの2倍近くをアウトプットに費やすのが最も良いということです。

そして、アウトプットの後に絶対に必要なプロセスが「フィードバック」です。

アウトプットによって得られた結果を評価し、その結果を今日呂して、次のインプットに修正を加えることで成長に繋がります。

アウトプットで得られる6つのメリット

  • 記憶に残る
  • 行動が変わる
  • 現実が変わる
  • 自己成長する
  • 楽しい
  • 圧倒的な結果が出る

 

(アウトプット大全メモ)

以降の章で、アウトプットの科学的に裏付けられた「話し方」、能力を最大限に引き出す「書き方」、圧倒的に結果を出す「行動力」、そして「アウトプット力を高める7つのトレーニング」について解説されています。

努力しているはずなのに今ひとつ結果が出ない方や「話し方」「書き方」「行動力」のアウトプットに課題を抱えている方にオススメの一冊です。

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