現在、広告代理店や制作会社などで仕事をしながらも 「いつかはフリーランスで活躍したい!」 と考えるコピーライターの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、コピーライターがフリーランスになるメリットとデメリット、どんな準備が必要になるのかをご紹介します。
コピーライターがフリーランスになるメリット・デメリット
フリーランスになるメリット
① 自由な働き方ができる
まず何と言っても、会社の勤務時間に縛られず自由に働けるのが大きなメリットです。
満員電車での通勤にウンザリされている方には、この上ない喜びだと思います。
② うまくいけば収入が増える
会社での給料は基本的に固定給であり昇給もめったにありませんが、フリーランスなら働いた分だけ収入が増えていくのが嬉しいメリット。
人気のコピーライターともなると、年収は軽く8桁に届きます。
③ より早い成長が見込める
フリーランスでの仕事は自分の生活がかかっているため、自然とスキルの成長具合が早くなる傾向にあります。
より自分を成長させたいと願う方には、フリーランスは絶好の働き方です。
フリーランスになるデメリット
① 自分で仕事を獲得する必要がある
会社に勤めていれば仕事は当然のように毎日ありますが、フリーランスだと自分で仕事を獲得し、できるだけ継続して受注できるようにしなければなりません。
つまり会社における営業の仕事も自分でやる必要があるのです。
② 収入が不安定である
これは先ほど述べたメリットの裏返しでもあるのですが、場合によっては十分な収入を得られないこともあります。
フリーランスになりたい方は、必ずこのことを頭の片隅に置いておきましょう。
③ 社会的信用が保証されにくい
会社員という肩書きが無くなった途端、クレジットカードの審査に通りにくくなったり、不動産の契約ができなくなるケースが多いです。
もちろん誰でも知っている有名人であれば話は別ですが、基本的には社会的信用がほとんど無くなると思っていた方が賢明でしょう。
フリーランスになるための準備
コピーライターがフリーランスになるには、
- 営業のための資料
- 実績作り
が必須になります。
本業でやってきたことをまとめて提出しても勿論OKですが、クライアント名を出すと秘密保持契約違反になるためオブラートにうまく包んだ方が良いと思います。
またコピーライター業界で有名な「宣伝会議賞」などの受賞歴などがあれば、ぜひアピール材料に加えましょう。
安定的な売り上げを作ってからフリーランスになる
フリーランスになるためにはまず「安定的な売り上げ」を作ることが大切になります。 安定的な売り上げの例としては、
- 業務委託で週1-3の案件がある
- アフィリエイト収益が安定的に生まれている
- ライティングの仕事で毎月ご飯を食べられるお金がある
などが挙げられます。
これらがすでにある方は、仕事をやめて簡単にフリーランスになれます。 もし「これらが全くないけどフリーランスになりたい!」という方には「業務委託の仕事を探して見つかったらフリーランスになる」という流れをおすすめします。
この方法であれば、業務委託の仕事でお金が手に入り、拘束される時間が正社員より少ないので余った時間で新しい仕事を探したり、アフィリエイトサイトを作る時間に当てられます。
安定的な収益がある程度出ていることで心の余裕もあるため、何もなしでフリーランスになるより100倍安心です。
コピーライターが業務委託の仕事を探す方法
安定的な収益を作るためにいちばん手っ取り早いのが業務委託の仕事なので、フリーランス向け求人サイトで案件を探すのがオススメ。
業務委託の場合は転職とは違い面談に行っても普通に断ることができるので、良い案件を見つけたタイミングでフリーランスになるという考え方でOKです。
急ぐ必要はありませんが、良い案件を見逃さないためにもフリーランス業務委託サイトには全て登録して、メルマガなどは定期的にチェックしておきましょう!
Workship
公式サイト:https://goworkship.com/lp/freelance/
Workshipは、株式会社GIGが運営しているフリーランス向けの業務委託案件を探せるサイトです。
時給4,000円以上の高収入案件のみを掲載されているので、週に数回でもかなり稼ぐことが可能。成長企業直プロジェクト多数のため、ただ稼ぐだけではなく勉強になる案件も多数ありそうです。
おすすめポイント:freeeが無料で使えるので確定申告の際にも楽チンです
ITプロパートナーズ
公式サイト:https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズは渋谷にオフィスを構える会社。
エンジニア・デザイナー・マーケターの業務委託案件を紹介してくれます。週2から案件があるのでまず登録して、案件を探してみましょう。
専任のエージェントが親身に話を聞いてくれて合うニーズの仕事を紹介してくれるので「自分に合う仕事を代わりに探して欲しい」という方にはおすすめです。
クラウドワークス
公式サイト:https://crowdworks.jp/
クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングサービス。
毎日多くの案件が更新されているので、あなたの希望に合う仕事がきっと見つかるはずです。
高単価な案件もあるので、興味のある方はぜひ一度チェックしてみてください。
ランサーズ
公式サイト:https://www.lancers.jp/
ランサーズは、日本最大級のクラウドソーシングサービス。
依頼件数は210万件以上あるので、あなた好みの仕事をぜひ探してみてください。
売り上げをさらに上げる方法
直受けの流れをつくる
業務委託だけではいつ解約になるか不安に思う方は、別のところからも収益を増やせるようにしましょう。
売り上げをさらに上げるためには、業務委託のような会社を経由する方法ではなく直受けできるようにする必要があります。
なぜ直受けの方が良いかというと、通常紹介案件というのは「クライアントの支払いから数%代行会社に行っているためもらえるお金が減る」から。
売り上げをさらに上げるためには、自分のターゲットである顧客があなたに直接依頼したくなるようにしましょう。
具体的には、
- SNSを運用してあなたの実績を広くPRする
- 顧客を心から満足させるライティングスキルを磨く
ことが大切になってきます。
おすすめのコピーライティング本
顧客を心から満足させるスキルを磨きたい方のために、おすすめの本を一冊ご紹介します。
この『ここらで広告コピーの本当の話をします。』は、「PlayStation」や「一番搾り」の広告などを手がけた小霜和也さんの著書。
小手先のテクニックではなく、コピーライティングの本質について丁寧に解説されています。
もし現在コピーライターとしての仕事にお悩み中の方は、ぜひ一度読んでみてください。
フリーランスになる際の注意点
コピーライターがフリーランスになる場合の注意点についても紹介します。
フリーランスになるためには、以下のような事前準備をしておきましょう。
- 請求書
- 個人事業主の申請
- クレジットカード作成
- 不動産契約
- 開業届の提出
とくに、クレジットカードと不動産契約が大切で、フリーランスになると一気に契約ができなくなります。
なぜならフリーランスは売り上げが不安定なので、支払いがいきなり滞る可能性があるから。これは、ある程度収入があるフリーランスの方でも同様です。
そのため、フリーランスになる前に必要なクレジットカードを作り、引っ越しも完了させておきましょう。VISA・マスターカードなど数種類持っておくと、いざという時に便利です。
まとめ:フリーランスになって活躍の場を広げよう!
フリーランスのコピーライターになるにはいくつかの注意点が必要ですが、そこさえクリアすればとてもメリットの多い働き方です。
「フリーランスでやっていきたい!」という情熱をお持ちの方は、ぜひその一歩を踏み出してみてください。